今週のお題「何して遊ぶ?」にあやかり、最近行ったぷちフェリー旅のこと。
1.フェリー旅という選択
「フェリー旅したんですよ」という話を耳にしたのは、行きつけの美容室での何気ない会話。
いつものスタイリストさんが休暇で北海道旅行をして、その際利用したのが飛行機や新幹線ではなくフェリーだったという話。
フェリー?
その時頭に浮かんだのはコロナ禍の際集団感染のあったフェリー船の映像。
または最近見た映画タイタニックの豪華客船。
どちらにしろ「一般庶民がフェリーに乗る」という発想を持ったことが無かった為、その話を興味深く聞いてしまった。
フェリーと言ってもランクはピンキリで、1万円以下で乗れるものもあるということ。しかも関東から(その人は茨城の大洗港から)北海道まで、船の中で1泊して寝てる間に運んでくれるという。
もちろん食事もでき船内にはお風呂もある。
ちょっと電波は通じないがそれも日常から離れるという意味で新鮮らしい。
そして何より何もない水平線から見る日の出はメチャクチャ綺麗だった!という話に完全に落とされてしまった(笑)
そこからフェリー旅してみたい熱のスイッチが入ることになる。
2.目的は旅先か、それとも。
旅行は以前から好きでよく行っていた。
仕事終わったその足で高速バスに乗って東京→四国、翌日1泊しての1泊3日旅。
片道3時間鈍行電車とバスを乗り継ぎ関西山奥のお寺へ参拝、御朱印をもらいにいく。
このように私って旅が好きだなと思っていたのだが、最近ふと旅というより『移動』とそこに付随するものが好きなのかもと思い始めた。
なぜそう思うに至ったか。
仕事柄出張が多く日帰りや長期も含めると、多い月で5.6回ほどある。正直行くまでは行きたくないな、家にいたいなと思うときもしばしば。
けれど同時に細かくスケジュールを組み、目的地への移動中は本を読んだりポッドキャストを集中して聞けたりと意外と楽しんでいる。
そして決めたスケジュール通りに運んだときのちょっとした達成感。これって旅好きっていう?
そう、この『移動』というのが丸々自分のために使える時間で、景色を見ててもいいし、眠っていてもいい。自分が何もせずとも乗り物がどこかに体ごと運んでくれて、その間色々できる時間こそが私にとってなりよりの贅沢かも!と。
その点、今回のフェリー旅ほど最適な選択肢はない。
時間こそかかるものの、移動する十何時間丸々自由時間で何しても良い。船の上だからできることの制限は少なからずあるけれど、溜まっている本を集中して読み、景色を見てゆっくり頭と体を休めるのにこれ以上贅沢な時間はない!!
というわけで、目的地が目的でない「フェリー旅」を決行することにした。
3.準備(航路の検索)
たまたま取れた2連休、そしてGWちょい前という中乗れるフェリーはあるかとネットで調べる。
東京から乗れるフェリーは無く(後日実はあることを知ったのだが)、近いところだと前述の茨城の大洗港か神奈川の横須賀港からあるらしい。
しかし到着先が北海道や九州だと帰りは自然と飛行機利用となり、直前のチケット購入は高くなってしまう。
なにせ目的は北海道や九州旅行でなくフェリーに乗ることな為、どこで乗り降りするかは今回のポイントとなる。
You TubeやTwitter等で色々調べた結果、仙台⇆名古屋という航路を発見した。
太平洋フェリーhttps://www.taiheiyo-ferry.co.jp/index.htmlという会社の航路で、元々は北海道の苫小牧港〜仙台港〜名古屋港の航路らしい。上記区間全て乗ると40時間以上だが、仙台〜名古屋間なら約22時間。
初めてのフェリー旅にはちょうどよい時間。
しかも仙台・名古屋ともに東京から新幹線で移動できるし、これなら料金も時間もそこまでかからず一石二鳥だ。
今回はフェリー会社の日程的に仙台→名古屋の航路があった為そちらで行くことにした。
画像は太平洋フェリーHPより
4.チケット予約
今回乗船するフェリーは太平洋フェリー3兄弟(!?)の『きそ』
3兄弟の中では年長らしく、他に「いしかり」「きたかみ」の2船あるようでどちらもいつか利用してみたい。
部屋の等級は最高級のロイヤルスイートから大部屋の2等和室まで、12種類もある。
できれば個室が良かったけれど少々お値段高く、でも雑魚寝の大部屋は無理かもと悩んた結果、大部屋だけれど壁の仕切りがあり女性専用客室もあるS寝台にすることにした。
価格は9,600円(日程によって変動あり)、連休前で空き室が1番多かった等級だったのも選んだ理由。トイレやお風呂は部屋内には無いタイプだが、船内に大浴場が別途ある為問題なさそう。
太平洋フェリー『きそ』の案内リンク貼っておきます。
https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/senpaku/kiso/index.html
乗船チケットは太平洋フェリーのHPから簡単に予約でき支払いまで完結できた。
ページの利用者登録から予約・支払い完了、乗船者名簿登録まで10分かからず、とても簡単🎵
乗船の際はフェリー埠頭の受付で、予約時送付されたメールに記載の予約番号と支払いで使用したクレジットカードが必要となるため忘れないように。
以下リンクから太平洋フェリー空き室検索できます
https://www3.taiheiyo-ferry.co.jp/sp/RMYK11CC_S13.aspx?afwSPF=1
ついに人生初のフェリー旅⛴
思い立ってからチケット予約までスピード決行!
旅の詳細は別記事にて書きますました!😆
『思い立ってフェリー旅してみた①』↓
https://blog.hatena.ne.jp/konya-life/konyanya-life.hatenablog.com/edit?entry=4207112889984322967