人生にゃみあり猫あり

日々変わることと変わらぬこと、『ゆらっゆら』のブログです

思い立ってフェリー旅してみた②

こちらの前半部分は以下過去ブログにて。

「思い立ってフェリー旅してみた①」

https://blog.hatena.ne.jp/konya-life/konyanya-life.hatenablog.com/edit?entry=4207112889984322967

1.乗船中(夜の過ごし方)

素晴らしい日没を堪能したもののすっかり冷えた体を温めるため大浴場へ直行。

なんと誰もおらず貸切状態🎵

脱衣所はキレイで広く、貴重品ロッカーもあり(要100円、返却あり)

肝心のお風呂は程よいお湯の温度で、ジェットバス付き!シャワー水圧も合格で船の中とは思えない。

リンスインシャンプーだったのは予想の範囲。

今回タオルは持参したが売店にもあったからなくても大丈夫。兎にも角にも外気で冷え冷えになった体が温まった✨

 

19:30

提供終了30分前ギリギリの時間すべりこみで船内レストランにて夕ご飯。

寄港地に関連するメニューがあり愛知県の肉を使ったローストポークとか唐揚げとか色々あった。

ここぞとばかり肉メニューをチョイス、飲み物は大好きなカレー(笑)ものすごく美味しいというわけではないけれど、陸から離れた海の上でちゃんとした食事が食べれることに感謝だな。

かなりお腹いっぱいになり残念ながらおかわりはできず。

 

夕食後少し部屋で横になり休憩。

本当はこのあともう一度晩酌用のお酒を買いに行こうと思っていたのだが若干面倒になってきた。。

なぜなら今回利用の部屋内は飲食禁止で、晩酌するにはラウンジへ行かないといけない。

明日は日の出を見たいから早起きしたい、でもお酒飲みたい、本読みの続きも。でもお腹いっぱい。。

少し考えた結果眠ることにした。

なぜなら今回のフェリー旅の目的はお酒ではなく、『日の出と船内で読書する』だから。

この理由を書いた過去ブログは以下↓

「人生初フェリー旅までの話」

https://blog.hatena.ne.jp/konya-life/konyanya-life.hatenablog.com/edit?entry=4207112889985312794

というわけで21:30就寝💤

2.肝心の日の出は見れたのか

…と、眠れない。

部屋の仕切りが船の振動でガタガタして気になる。

もちろん音だけでなく航行の振動も体に伝わり、常に震度2くらいの地震のような揺れが気になってなかなか入眠できない。

それでも22:00過ぎから少し眠りに入れたのだが、途中目が覚め時計を見るとまだ1:00前だった。。

お酒をもう少し飲めば気持ちよく眠れるかもしれないが、アルコールは船内23時までの販売とあった(確認済)から時すでに遅し(泣)

さきほどよりさらに頭が冴え、ちょうど喉も渇いてきたので気分を変えるため部屋の外に出てみた。

明日早く起きるために寝なきゃという気持ちはあるが、眠たくないのに焦るともっと眠れないので、こういうときは思い切って気持ちの切り替えも大事!!

自動販売機で水を買い、冷たい水を飲んだら気持ちもスッキリし眠れないことの焦りも少し落ち着いた。

上階のラウンジまであがり周りを見回すと、私と同じように眠れず迷走した人達がちらほら見られ各々ソファに座ってゆっくりしている。

そうだよね、せっかくのフェリー旅⛴。

時間に追われずゆっくりするために乗船したのだから、眠れないなら寝なきゃいい。

1時間ほど軽めに読書をしてベッドに戻った。

 

4月某日フェリー⛴旅2日目 (正確にはすでに1回起きてる)

4:40起床

セットした目覚ましに起こされる⏰

途中何度か起きつつも2時間半ほど眠れたらしい。心配だった目覚めは意外とスッキリしてた。

日の出は5:06!

軽く身支度し勇んで外デッキへ!

あれ…薄暗い…

デッキの床を見るとうっすら濡れており、空を見上げると真っ黒な雲の塊が!

南に向かっているから船の左側から太陽が昇ってくるはず!だったのだが、時間が過ぎても雲の合間からついに太陽は顔を出さず(泣)

昨夜は日の出を見るためにあんなに眠ろうと努力したのに、自然ってやつは・・・

…いいのです、昨日は夕日がキレイに見れたし。

と気持ちをムリヤリ切り替え、そのまま2回目の大浴場へGoした。

見れず眠れずのモヤッとしていた気分を洗い流すべく熱いシャワーを浴びたらサッパリ✨

その後部屋に戻りもう一度ベッドに入った💤

3.改めて2日目、モーニングタイム

8:00、起床2回目

部屋についているテレビで航行位置を確認。

すでに伊勢湾に差し掛かるところでもう名古屋眼の前!!このあと2.5時間かけてゆっくりと湾内を進むらしい。

一度外デッキに出てみたがものすごい風、寒くはないが向かい風だと飛ばされそうだった。

また早々に戻りここで船内ショップに直行した。

昨日チェックしていた太平洋フェリーオリジナルワインのハーフボトルを赤白購入した。

赤はシラー、白はシャルドネでともにフランスワイン。スクリューキャップで各980円(中身同じでコルクだと何故か950円と安くなる謎)

瓶2本なのでどうやって持ち帰ろうと考えていたが、無料で箱とエアパッキン付きだった、ありがたい✨

朝ご飯にと菓子パン2個も購入(各170円)。

 

8:30、朝ご飯

せっかくの旅行だしレストランでモーニングバイキング!とも考えていたのだが、あまりお腹が空いてない。

そして朝からおかずとかご飯とか食べられない…

そこで船内ショップで購入した菓子パン。

北海道でよく見る日糧製パンのもの、今回苫小牧出発ではないがちょっとだけ北海道も味わえた。

9:00

身支度して荷物整理、ワイン2本は結構な重さだ。

実は今回部屋にもう1名女性客がいたのだが、この時すでに荷物ごと消えており最後まで顔を見る機会がなかった。

物音とかでうるさくしてないか…など色々気にしてたのも今回寝付けなかった理由の1つかも。

もちろん彼女とはベッドが近かったわけでは無い。

自分の隣も向かいも誰もいないのに落ち着けなかったことで、次回もしフェリー乗船あれば個室にしようと思った。

4.名古屋港入港(下船〜名古屋駅)

そろそろこのフェリー旅も終わる時間、22時間あっという間だった。下船までのわずかな合間にラウンジで読書や書き物。

船内下船に関するアナウンスなどが増えたなと思った矢先、何やら出入口近くで列ができているのを発見。

どうやら車で乗船している人が駐車場へ行くためのエレベーター列。そして徒歩客用の出入口にも長蛇の列が。

イヤイヤ…並ばなくても降りられるし、皆何に急ぐの??とすっかりフェリー脳になっている(笑)

 

10:27名古屋港フェリー埠頭に到着!

無事着いたー(感動)

太平洋フェリーのスタッフさんは皆さん大変丁寧、親切で素晴らしかった✨

良き船旅ができ心から感謝です。

フェリーターミナル出て徒歩30秒先にバス停あり、10:40発のバスに乗車し一路名古屋駅方面へ。

予定では野跡駅で降りあおなみ線の乗り換えを考えていたものの、急にフェリー同船していた人波から逃れたくなった。

結局野跡駅では降りることなく、さらに20分先の築地口駅までバスに乗りそこで地下鉄利用にした。

時間は30分近く長くなったけれど急ぐわけではなかったし、最終的にちょい交通費も安くなり良しとする。

 

11:45、名古屋駅到着。

ここで名古屋土産もいくつか購入(ういろうとか)

13時過ぎ早々に新幹線に乗り東京へ戻ることに。

夕方は混みそうだし名古屋で観光する予定もなかったし、何より荷物が重い。。

東京の夕方ラッシュのずっと前に帰れそう!

すっかりフェリー旅の空気感が抜けている自分に気づき、つい苦笑してしまった。

また忘れないうちにフェリー旅しよう😆

思い立ってフェリー旅してみた①

このフェリー旅に至るまでの内容は以下過去ブログにて。

「人生初フェリー旅までの話」↓

https://konyanya-life.hatenablog.com/entry/2023/04/28/211419

人生初フェリー旅

1.東京〜仙台

2023年4月某日フェリー⛴旅の1日目

普段と変わらない時間で起床、ただ出張のときとはまた違う空気感あり。愛猫らと夫さんに見送りいただきいざ出発!!

最寄り駅に到着し、これまた出張時には目に入らない土産物類を眺め新幹線を待つことに少しワクワクしてる自分に驚く。

いつも新幹線に乗る時は仕事の前後で少し緊張もあるから景色は目に入らない。

今回窓際の指定席を取ったりと普段とは気持ちがやはり違うらしい。(以前仕事でよく降りてた駅をさらっと通り過ぎたときフフッと嬉しくなった、旅行だっ😆)

 

9:30

仙台駅到着後、仙台土産と昼ご飯の買い出し。

仙台は銘菓が多い、有名なのは萩の月かな?

買い出し後JR仙石線(せんせきせんと読む、せんごくせんだと思っていた)に乗って多賀城駅へ移動。

予定外の満員電車(外国人観光客と東北楽天ゴールデンイーグルスの野球観戦客)の洗礼を受け(泣)、多賀城駅からは徒歩でフェリーターミナルへ向かう。

ひたすら歩くこと35分ほど、前方にうっすら船らしきものが見えた!

2.フェリー乗船

11:35頃仙台港フェリーターミナル到着!

今回チケット購入と乗船者名簿登録は事前にネットで済ませていた為、予約番号を伝え支払いで使ったクレカを出して乗船手続き完了!

※乗船手続きは出向時間の60分前、車両持ち込みの場合は90分前までに。

カードキーとチケットを受け取り2階待合スペースへ。待合スペースには小さい売店自動販売機しかない為、買い出しはここに来る前がオススメ!

 

12:00〜乗船開始。

仙台からの乗船客は多くなく30人くらい?

チケットを船内入り口で見せ入船。

今回予約したのは女性専用S寝台、1部屋16人定員の大部屋の中に仕切り付きの個室となっている。

1部屋ごとにTVもついており、ベッド上に立ち上がっても頭がつかない高さ(私は身長165cmはある)

部屋内は電源一口、蛍光灯、TV上部には手荷物置ける棚、ハンガー。スリッパ的なものは部屋にはない為あると船内では楽だったかも。

船内では有料でWi-Fiが使えるのだが、利用するには出港までにネットでの手続きとクレカでの支払いが必要とのこと。

しかし登録まではできたのに最後の決済完了がどうしてもできない(泣) 

これは22約時間のフェリー旅中はデジタルデトックスをせよということらしい。

3.出港、一路名古屋へ!

12:50、そうこうしてるうちに仙台港を出港していた…

というわけで気を取り直して船内散策。

レストラン、船内ショップ、カフェ、大浴場、自販機等あらゆる情報と位置を一通り確認。

大浴場は到着30分前まで自由に利用可能。

飲食/物販はそれぞれ開店時間が決まっている為、確認した時間を手持ちのカレンダーに入力。旅行なのについやってしまうスケジュール管理…

外のデッキにも出てみた。

快晴☀この上ない航海日和だ。しかし、

寒っ。。今日は前日よりぐっと気温が低くなったこともあり、上着なしでデッキはかなり寒い。

早々に船内戻る、船内は暖房がきいていて快適温度(23℃位かな?)

4.乗船中(ランチ〜日没まで)

13:15本日のランチ

仙台駅(エスパル仙台東館2階のこばやし)にて購入したお弁当🍱

宮城県観光PRキャラクター印のむすび丸弁当(1,100円)

中にはキャラ顔そのままのおにぎり、鮭といくらのはらす飯、笹かま、焼いた鶏、卵焼き、野菜煮物、醤油煮のお魚、甘辛の牛肉、お漬物(大根と長茄子)

デザート代わりの味噌飴(笑)

どれも美味しく、量も多すぎずで良かった。

お茶は船内カフェで無料給湯あり、温かい緑茶いただく(ありがたい)

 

食後一度部屋に戻り一息つこうとしたら、船内放送で10分後に姉妹船とすれ違うよ〜の案内が。

再び外デッキに出て14:24、

進行方向左から姉妹船『いしかり』が見えた。

お互いあっという間にすれ違い、その間汽笛を鳴らして挨拶してた、スゴイ。。

その後部屋に戻り、しばしの読書と昼寝💤

 

16:30

昼寝から目覚め持参したドリップコーヒーを給湯室で入れコーヒータイム。

雄大な景色を見ながら飲むコーヒーは旨すぎる✨

17:00から船内のお土産ショップが開店したので見に行った。

北海道/仙台/名古屋土産、船内で使う日用品、そして太平洋フェリーのオリジナル商品!

購入予定を考えてた太平洋フェリーオリジナルワインはお手頃価格で気になる。。

しかし現金払いのみ、ということで一旦保留。

 

自販機コーナーにてニッカハイボール缶(250円)を購入し、夕食前のアペリティーボタイム(笑)

夕日を浴びながらラウンジで飲むウイスキーもまた旨すぎる✨

館内放送で18時からのレストランデイナータイムのアナウンスが流れてきた。

…18時!?

ハッ!夕日!!

上着を着て再度外デッキへ。

ちょうど太陽が沈み始めるところで、あっという間に沈んで見えなくなってしまった。

フェリー旅、最高です✨

後半はこちら↓

「思い立ってフェリー旅してみた②」

https://blog.hatena.ne.jp/konya-life/konyanya-life.hatenablog.com/edit?entry=4207112889984333113

人生初フェリー旅までの話

今週のお題「何して遊ぶ?」にあやかり、最近行ったぷちフェリー旅のこと。

1.フェリー旅という選択

「フェリー旅したんですよ」という話を耳にしたのは、行きつけの美容室での何気ない会話。

いつものスタイリストさんが休暇で北海道旅行をして、その際利用したのが飛行機や新幹線ではなくフェリーだったという話。

フェリー?

その時頭に浮かんだのはコロナ禍の際集団感染のあったフェリー船の映像。

または最近見た映画タイタニックの豪華客船。

どちらにしろ「一般庶民がフェリーに乗る」という発想を持ったことが無かった為、その話を興味深く聞いてしまった。

 

フェリーと言ってもランクはピンキリで、1万円以下で乗れるものもあるということ。しかも関東から(その人は茨城の大洗港から)北海道まで、船の中で1泊して寝てる間に運んでくれるという。

もちろん食事もでき船内にはお風呂もある。

ちょっと電波は通じないがそれも日常から離れるという意味で新鮮らしい。

そして何より何もない水平線から見る日の出はメチャクチャ綺麗だった!という話に完全に落とされてしまった(笑)

そこからフェリー旅してみたい熱のスイッチが入ることになる。

2.目的は旅先か、それとも。

旅行は以前から好きでよく行っていた。

仕事終わったその足で高速バスに乗って東京→四国、翌日1泊しての1泊3日旅。

片道3時間鈍行電車とバスを乗り継ぎ関西山奥のお寺へ参拝、御朱印をもらいにいく。

このように私って旅が好きだなと思っていたのだが、最近ふと旅というより『移動』とそこに付随するものが好きなのかもと思い始めた。

なぜそう思うに至ったか。

仕事柄出張が多く日帰りや長期も含めると、多い月で5.6回ほどある。正直行くまでは行きたくないな、家にいたいなと思うときもしばしば。

けれど同時に細かくスケジュールを組み、目的地への移動中は本を読んだりポッドキャストを集中して聞けたりと意外と楽しんでいる。

そして決めたスケジュール通りに運んだときのちょっとした達成感。これって旅好きっていう?

そう、この『移動』というのが丸々自分のために使える時間で、景色を見ててもいいし、眠っていてもいい。自分が何もせずとも乗り物がどこかに体ごと運んでくれて、その間色々できる時間こそが私にとってなりよりの贅沢かも!と。

その点、今回のフェリー旅ほど最適な選択肢はない。

時間こそかかるものの、移動する十何時間丸々自由時間で何しても良い。船の上だからできることの制限は少なからずあるけれど、溜まっている本を集中して読み、景色を見てゆっくり頭と体を休めるのにこれ以上贅沢な時間はない!!

というわけで、目的地が目的でない「フェリー旅」を決行することにした。

3.準備(航路の検索)

たまたま取れた2連休、そしてGWちょい前という中乗れるフェリーはあるかとネットで調べる。

東京から乗れるフェリーは無く(後日実はあることを知ったのだが)、近いところだと前述の茨城の大洗港か神奈川の横須賀港からあるらしい。

しかし到着先が北海道や九州だと帰りは自然と飛行機利用となり、直前のチケット購入は高くなってしまう。

なにせ目的は北海道や九州旅行でなくフェリーに乗ることな為、どこで乗り降りするかは今回のポイントとなる。

You TubeTwitter等で色々調べた結果、仙台⇆名古屋という航路を発見した。

太平洋フェリーhttps://www.taiheiyo-ferry.co.jp/index.htmlという会社の航路で、元々は北海道の苫小牧港〜仙台港〜名古屋港の航路らしい。上記区間全て乗ると40時間以上だが、仙台〜名古屋間なら約22時間。

初めてのフェリー旅にはちょうどよい時間。

しかも仙台・名古屋ともに東京から新幹線で移動できるし、これなら料金も時間もそこまでかからず一石二鳥だ。

今回はフェリー会社の日程的に仙台→名古屋の航路があった為そちらで行くことにした。

画像は太平洋フェリーHPより

4.チケット予約

今回乗船するフェリーは太平洋フェリー3兄弟(!?)の『きそ』

3兄弟の中では年長らしく、他に「いしかり」「きたかみ」の2船あるようでどちらもいつか利用してみたい。

部屋の等級は最高級のロイヤルスイートから大部屋の2等和室まで、12種類もある。

できれば個室が良かったけれど少々お値段高く、でも雑魚寝の大部屋は無理かもと悩んた結果、大部屋だけれど壁の仕切りがあり女性専用客室もあるS寝台にすることにした。

価格は9,600円(日程によって変動あり)、連休前で空き室が1番多かった等級だったのも選んだ理由。トイレやお風呂は部屋内には無いタイプだが、船内に大浴場が別途ある為問題なさそう。

太平洋フェリー『きそ』の案内リンク貼っておきます。

https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/senpaku/kiso/index.html

 

乗船チケットは太平洋フェリーのHPから簡単に予約でき支払いまで完結できた。

ページの利用者登録から予約・支払い完了、乗船者名簿登録まで10分かからず、とても簡単🎵

乗船の際はフェリー埠頭の受付で、予約時送付されたメールに記載の予約番号と支払いで使用したクレジットカードが必要となるため忘れないように。

以下リンクから太平洋フェリー空き室検索できます

https://www3.taiheiyo-ferry.co.jp/sp/RMYK11CC_S13.aspx?afwSPF=1

 

ついに人生初のフェリー旅⛴

思い立ってからチケット予約までスピード決行!

旅の詳細は別記事にて書きますました!😆

『思い立ってフェリー旅してみた①』↓

https://blog.hatena.ne.jp/konya-life/konyanya-life.hatenablog.com/edit?entry=4207112889984322967

家で過ごすこと

ここ1.2年家の居心地がよいと感じるようになった。
家はただ食べて寝るだけの場所ではなく、
「過ごす場所」だなと意識が向くようになった。

特別広くおしゃれな家ではないが、
気に入ったモノを使い、
適度に片付いており、
誰にも会わずに、
家呑みしながら猫を愛でてる。
人から見れば「なんて些細でちっぽけな暮らし」と感じるかもしれない。
ただ元々の気質が内向型だと自認している身として、これがなんとも快適だ。

また仕事は逆に100%対人業。
仕事の日は全力で仕事にコミットしているが、職場から離れたときの切り替えが完全にオフ化するようになった。
メリハリは大事だ。


こんなぼっちな私も、以前は休みごとに出掛けていた。
近場でも遠出でもせっかく出掛けたのだからと、なにか土産が欲しいと無駄に買い物してしまう。
外食も好きなので毎回どこかへ行っていた。

これが楽しくなかったわけではない。
外食するのは今でも好きだし、気が合う人ならずっと喋っているのは苦にはならない。
けれど以前は外出してこそ本来の休みの過ごし方だ!
となぜか盲目に信じていた節があり、休みの日は本当に家にいなかった。


そう考えると改めて思う、転機は一体いつだったか。

考えられる理由は2つ。
1つは愛猫を亡くしたから。
2つ目は夫婦で過ごす暮らしを見つめたから。
順に書いていこう。

まずは1つ目
これはもう後悔しかない。
約1年半前に保護して6年目の猫を亡くした。
保護してからも若干持病持ちで2週に1度通院治療していた。
私が常に一緒に通院時に付き添い、手がかかる子ほど可愛いがっているのもあったので、本当に懐いていた。
家にいる間はどの猫よりも私の側に常にいた。
だから亡くした時は、なんでもっと居られるときに家に居なかったのか、と本当に立ち直れなかった。
仕事柄出張で不在が多かったのはあるが、休みも家にいなかった日々は後悔の塊。
(ブログを書いてる今でも涙が止まらなくなる)

我が家は年代幅広くまだ5匹の猫らがいる。
後悔とは後で悔やむこと。
二度とあの思いをしたくないので、今は時間の限り猫の側にいるようになった。


2つ目はここ数年、休みの日はほぼテレワークの夫と過ごすようになったこと。
40代に入り、この先まだ何十年、一緒に過ごすんだなと思った。
子供を持つ選択もしなかった。
だからこそそこまでお互い関与はしないが、24時間一緒でも快適な住環境と距離感を考えるようになった。

自然に出来上がった習慣は以下の内容だ。
お互いが休みでも仕事でも、食事は一緒に作って食べる。
どちらかが集中したいときは必ず離れてお互い1人になる。
寝る時間と起きる時間だけは相手に合わせない。

そうするために、快適な温度を常にキープし、こまめに掃除するようになる。
また毎回買い出し行かずに済むように、食料もネットで注文しまとめ買いである程度ストックするようになった。
健康面も意識して適度に筋トレしたり、食事のカロリーや栄養にも気を配るようなった。
亡くなった猫へ花を手向けることもお互いの日課だ。

こうして住環境が整うとストレスも減り、さらに家にいる時間が増えることになる。
良い循環なのではと思う。

やりたいことは今でも沢山あります。
何か新しく挑戦したいこと楽しいことも多いです。
でも家で過ごすときは、その時間に集中したいなと心から思います。

永久欠番の二軍たち

今週のお題「二軍のTシャツ」

一軍と二軍、定義としては
【一軍】
レベルが高く頂点を目指せる、人気面も求められる。
【二軍】
若く実力を磨くために精進し、一軍を目指す。

となると、二軍のTシャツとはゆくゆくは一軍を目指すTシャツということ。
いやいや、その前にくたびれてしまう(笑)
Tシャツの場合は、定義を変えないとダメではないのか?
……そう、元々一軍で頑張ってたけど、
 度重なる試合(洗濯)にも耐え、
 ファン(私)の愛情も勝ち取り、
 引退(ゴミになる)は惜しまれて、、、
せめて二軍に降格しても残ってほしいという名誉あるTシャツということだろうか。

うん、それならばある。
というか永久欠番くらいのTシャツが山程。。

では二軍の前に私の一軍紹介。
それは完全に仕事で着る無地の白Tシャツ。
夏前のシーズンに7~8着同じものまとめ買いして、暑い夏を一緒に乗り切る私の頼れる戦友。
楽天で価格お手頃なショップにたどり着きここ数年愛用。
厚すぎず、薄すぎず、かつ薄めのジャケット着たときも安っぽさが出ず便利なやつです。
そして、働き続けた彼ら(!?)は1シーズンで引退する。
ファンから惜しまれることなく…
また来季は新しい一軍を作るので惜しまない。


そして今回の主役、『二軍のTシャツ』。

彼らはもれなく過去一軍で活躍をしていた。
数年前は表舞台(職場)でも活躍したが、訳あってここ数年は完全に二軍所属となった。
この上なく愛用され少し色あせし、生地も年数なりに毛羽立つ。
それでもファンの愛情が深く手放せない。

それでは二軍Tシャツの正体。
我が家の愛猫たちのプリントTシャツ👕
きっとここまで引っ張ったのに…と思ったであろう。
それで良いのだ。
それこそ表舞台には立たないからこそ二軍なのだから。

 上記は二軍の一部、カラフルすぎて場は選ぶ


我が家は基本保護した猫しかいない。
年によって出入り(保護して譲渡)も時々あるが、スタメンメンバーは現在5匹。
2020年秋まではもう1匹いたが悲しくも虹の橋を渡ってしまった。

この愛すべき二軍たちは、私以上の猫好きである夫がプレゼントしてくれたもの。
誕生日、クリスマス、一時期はイベントごとに渡された。
他にないのか?
というくらいこればかり続いた時期もあったが(笑)
それでもやはり可愛い愛猫プリントは嬉しく、愛用していた。

しかしやはりTシャツは👕
愛用すればするほどプリント部分は削れ、生地もくたびれていく(泣)
洗濯時にプリント面を内側にしたり、干すとき日光に当てないようになどしても限界がある。
泣く泣くな状態になってしまったものも数多い。

それでも引退(ゴミ箱行き)はできない。
ペットと暮らしている方にはわかっていただけるのではないだろうか。
可愛い顔が写っているのもの、
その瞳から目を反らしてゴミ箱にいれる勇気は私は持てない。
だから彼らは、永久欠番の二軍となった。
ずっと一緒だ!

 2020年秋に旅立ったミケちゃん。
 遺影代わりではないがクローゼットに飾られている

私の断捨離ルール

お題「断捨離」
お題スロットくるくる回して出たのがこれ!
 断捨離
断って捨てて離す?
そんな単純な答えではなく、調べたらとても奥の深いものだった。

なので改めて『断捨離』とは?
断捨離とは、 沖正弘が提唱したヨーガの思想。
1976年の著書『ヨガの考え方と修業法 上巻』において「断捨離」という語が使用されている。 作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している。不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。
(出典:Wikipedia)

ヨガ🧘はやらないし、作家さんも存じあげなかったが、
まず断捨離の3文字には次のような意味があることを知った。一文字が深い。

 断=要らないものを断つ
 捨=身の回りのものを捨てる
 離=ものへの執着を離す


個人的には家の中はスッキリが理想だ。
かと言ってたまに目にするミニマリストのように、最低限の持ち物で暮らすという境地には至れない。
買い物は人並みに好きだし、興味を持てばジャンルは幅広く購入に至ることも多い。
だからモノを減らしても多分また増やす自信がある。

先ほどの解説だと断捨離には一文字ずつに意味があるらしい。
というわけでまず自分が得意なことはどれか?を考えた。
それは
『断=要らないものを断つ』こと。

以下👇がそのために普段から考えること。
①少しでも迷うなら要らないなと考える
②欲しいものは自ら手に入れる
 =人から与えられるものは基本不要と考える
③無料はモノでもサービスでももらわない

特に③
ティッシュ、無料スプーンや箸などはよくある。
それだけでなく過剰なサービスも断る。
お店で『いくら以上お買い上げでプレゼント!』と称して差し出される小物類(ハンドタオルとかミニ食器とか)
サービスしてくれたことのお礼は伝えるが、そのモノはやんわりお断りする。
本当に欲しいのならお金を出して自分で購入すれば良い。

これを意識するだけで、これ何?というものが家の中に侵入するのを防ぐことができる。
そして維持できれば断捨離の『捨』にかける労力も減らせる。一石二鳥ではないだろうか。

というわけで残るは『離』
ものへの執着を手放すこと、これが難しい。。
なにせ欲しいと思って購入したのだから、執着するなと考えるのが難しいだろう。

これでは先に進まないので考えの見方を変えることにした。
どんな理由があればそれを手放せるのか?の基準を決めること。
考えた末に私が決めた手放す基準はこれ。
①季節ものは1シーズン、それ以外のものは1年手に取らなかったもの
②お金を出せばまた購入できるもの
③データで残すことが可能なもの

特に手放しにくいものの代表格と言われる思い出もの。
会社のスタッフからいただいたメッセージ
心のこもった手紙
紙という形で残すのもよいがこれらの大事な部分は、書かれている内容と相手の気持ち。
そのため③のようにデータや画像で取り込み残す。
モノは断捨離しても心は残しておきたいですね。。

①②に関しては捨てるだけでなく、ようやくだがフリマアプリも活用を始めた。。
こちらの経緯はまた別の記事で書きます。

出張ホテルライフのこだわり

ビジネスホテル
年に何度かだが出張で利用する。
私は旅行で知らない場所に行くのがとても好きだが、その中でも宿泊のホテル選び、宿泊時の部屋づくりがとても好きだ🌟

会社の出張なので1泊の上限金額10,000円と決まっている。
正直都内や観光地だと厳しい時もあるが、大体10日〜14日の期間利用で連泊だと少しリーズナブルになることもある。
また期間的に世間の繁忙期(盆・年末年始)にかかると予約そのものが怪しいこともあるが食事抜きの素泊まりなら見つかる確率も高い。
そんな限られた条件の中で探すのも楽しいものだ。

□ホテル選びの基準
これは人によって様々だと思う。
やはり昨今それはネット口コミに頼ることになるが、これは口コミ主次第でいくらでも内容が変わる。
特にホテル側の対応や接客面は客側の性格や当時の気分でも大きく変わる。こちらの出方次第ではホテル側の対応が180度違う可能性もある。
このへんは程々に信じるくらいがよい。


重視したい点はどちらかというと写真📷
私はものすごく細部まで見る。
例えば、
●シャンプーinリンスでないかとか(笑)
→過去見逃して壁に備え付けのシャンプーinリンスで
 髪がバリバリになりひどい目にあった。
●ホテル内のランドリーの種類(長期では必須!)
→理想は一体型ドラム式洗濯乾燥機。
 洗濯と乾燥機が分かれている場合が多い。
 どちらの場合でも支払いに現金が必要かもポイント。
 100円玉の小銭の用意が結構な手間なので。
●鍵はカード式か?
→古いホテルだとまだ金属の鍵だったりする。
 掃除のため毎朝夜フロントに預けるのは地味に面倒…


加えてもう1つは広さとベット幅。
もちろん出張で1人なのだから狭いシングルサイズでいいのだが、選択肢があるなら140cmはあると嬉しい。

そしてベッド幅とあわせて部屋も比例してそこそこ広さがほしい。
2.3日なら多少狭くても我慢できるが、1週間超えると仕事から戻ってきてもゆっくり休めない。
ビジネスホテルなら贅沢は言えないところだが、
理想は20㎡、少なくても17㎡は毎回目安にしている。


あとはそこまで重視していない。
大浴場とかウェルカムドリンクとかも不要。
朝食の豪華さなどは観光なら重視したいが、元々朝はそこまで食べない。
どんなときでも甘いパン1つとコーヒーとあればフルーツのみ。
そのため豪華なビュフェの朝食だろうと、ご当地限定メニューが充実していようと朝食メニューはぶれない。
毎回他メニューを一瞥もせずに食べ物を取るのは、用意してくれるホテルの方には心苦しいが変えられない習慣だから仕方ない。
ただし笑顔での挨拶は欠かさず毎朝感謝の気持ちで戴くことを心がけている。

というわけなので朝食がつけられないときは、部屋でドーナツとドリップで淹れたコーヒーということもある。
起き抜けでも支度せずとも済ませられるのでこちらのほうが気楽ではあるか。

次に出張持ち物。
コンパクトに、かつ余計なものを現地で買って無駄な出費を避けるため必要なものは持参する。
以下は【冬の2週間持ち物リスト】

・白シャツ3枚
・外用靴下2足
・替えの仕事靴
・温かい部屋用靴下1足
・室内履き(少し厚底で備え付けより歩きやすい)
・下着2日分、ハンカチ2枚
・食器(箸、スプーン、フォーク、蓋付き耐熱タッパー)
・調理器具(まな板、包丁、スポンジ、食器用洗剤)
・ソムリエナイフ
 👉飲みたいワインを開けられない悲劇は避けたい
・アカスリ👉自分のお気に入りの硬さにこだわる
・メイク落としシート
・歯ブラシ、歯磨きジェル、マウスウォッシュ、フロス
 👉歯の手入れは出張中も欠かさず
・化粧品一式
・手洗い用液体洗剤とミニ物干し👉小さいのは毎日手洗い
・使い捨てマスク
Netflix視聴用タブレット👉
・メガネ拭き
・腹筋ローラー👉サボらないよう持参(笑)
・折りたたみの箱2つ
・旅の相棒※猫の編みぐるみと愛猫たちの写真

全てを約50Lサイズのスーツケースに詰める。
慣れてくると2週間分でも15分ほどで準備ができる。
余程でない限り食料以外買い足すものもないし、夏場なら防寒具がない分もう少し荷物も減ることになる。


そして最後の儀式はホテル到着後に、これらすべてを部屋に配置してくつろぎの部屋を作る。
持参した箱2つは洗面所と居室に置き小物をまとめる。
あるべきところにあるべきものを決めることが大事。
よくある部屋備え付けティッシュ箱や空気清浄器の位置を変えたり、不要なアメニティなどは目につかないところに移動。
テレビも見ないためリモコンは部屋の脇に追いやる始末。


仮のホテル部屋だからこそ如何に自分の空間を作れるか。
何が自分に必要で必要でないかを見極める。
それだけでたとえ仕事の出張でも、高級ホテルでなくても快適に過ごせるようになる。
必要最低限でコンパクトなビジネスホテルだからこそ創意工夫しがいがあるなといつも感じる。
だから楽しい🌟

いつか別記事で、今まで泊まったホテル紹介
旅の相棒※との時間も書きたいと思っています。
皆様のホテルのこだわり話なども知れたら楽しそうですね。ではまた。